本サイトでは、同期(synchronization)と非同期(desynchrony)を状態、 再同期(resynchronization)と脱同期(desynchronization)を過程として定義します。
同期とは、主時計と末梢時計、
または末梢時計同士の時間関係が一致している状態です。
非同期とは、一致していない状態です。
再同期とは、非同期の状態から同期が回復していく過程です。
脱同期とは、時間関係がずれていく過程です。
主時計は視交叉上核(SCN)という脳の一部位に一つ、
末梢時計は肝臓・筋肉・脂肪組織・腸・腎臓など全身の臓器それぞれに存在します。
そのため、同期は1種類ではなく、少なくとも次の2つを区別して整理すると混乱が減ります。
関連:体内時計とは何か
1) 主時計と末梢時計の同期
体内の基準となる主時計(基準時計)と、各臓器の末梢時計の時間関係が一致している状態です。
関連:主時計(中枢時計)とは何か / 末梢時計とは何か
2) 末梢時計同士の同期
肝臓・筋肉・脂肪組織・腸など、複数の末梢時計どうしの時間関係が一致している状態です。
関連:末梢時計とは何か
非同期から同期に戻す再同期(resynchronization)の手段は対象によって異なります。
主時計と末梢時計の再同期
主時計を基準として末梢時計との位相差が縮小していく過程は、
再同期として整理します。
末梢時計同士の再同期
複数の末梢時計どうしの位相差が縮小していく過程は、
末梢時計の再同期として整理します。
同期を維持するには、すべき行動は再同期と同じです。
主時計と末梢時計の同期の維持
主時計と末梢時計との同期の維持は、
同期の維持として整理します。
末梢時計同士の同期の維持
複数の末梢時計どうしの同期の維持は、
末梢時計の同期の維持として整理します。
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