ヨモギが主役の酵素ドリンク7選|抹茶の次に注目の植物素材

この記事は、「柿酢×酵素」を販売する株式会社丸景が、各商品の公開された原材料表示や商品説明をもとに比較・整理したものです。丸景自身も、今回紹介する商品と共通性の高い植物発酵エキスを使用しています。

抹茶に続く植物素材、ネクスト抹茶として、いまヨモギが注目されています。

ヨモギと聞くと、草餅やヨモギ茶を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし現在は、ラテ、菓子、粉末、健康飲料など、さまざまなヨモギ商品が販売されています。

その中でも、以前からヨモギを主要な植物原料として使ってきたのが、野草を中心とする酵素ドリンクです。

今回紹介する商品のうち6商品は、原材料表示で、糖類に続く野草類の先頭にヨモギが記載されています。蓬緑は、商品名からヨモギを前面に出した商品であることが分かりますが、公開されている原材料表示では括弧の対応が不明瞭なため、植物発酵エキスの詳細な構成までは確認できませんでした。

ヨモギだけで作られた飲料ではありませんが、6商品については、糖類を除く植物原料の中でヨモギが主要な位置を占めることから、本記事では「ヨモギが主役の酵素ドリンク」と表現しています。

単純な順位をつけるのではなく、原材料表示や製造情報の共通点と、完成品としての違いを見ながら、7商品を比較します。

まず、7商品に共通する良さ

ここで紹介する商品は、いずれも植物原料を煮出して成分を抽出する、熱水抽出法を採用しています。

植物や果物を砂糖に漬け、浸透圧によって水分とともに成分を引き出す方法とは、成分の取り出し方が異なります。

その意味では、今回紹介する7商品は、いずれも丸景がよいと考えている製法を土台とした酵素ドリンクです。

共通する植物発酵エキスの土台がある場合

同じ製造者が作る植物発酵エキスを土台としたOEM商品では、完成品への追加配合が少ないほど、味にも共通性が表れる傾向があります。

今回紹介する商品には、製造者が明記されているものがあります。

また、原材料の種類や並びに加え、陶製の甕、ステンレス槽いっぱいに積まれた野草などの原料、両手で持ったヨモギなど、同じ写真やよく似た製造情報が使われている商品もあります。

熱水抽出、長期間の発酵・熟成、599種類の検出成分、日本成人病予防協会推奨品といった説明も、複数の商品に共通して見られます。

このような写真や説明は、各販売ブランドが個別に開発・検証した情報というより、製造者と、共通する植物発酵エキスの背景に由来する情報と考えられます。

このような共通点から、本記事では、共通性の高い植物発酵エキスを土台とする商品として比較します。

ただし、原材料表示や公開情報だけで、すべての商品の配合や完成品が同一であると判断することはできません。

そのため、商品を比較するときは、共通する土台に加えて、次の違いを見る必要があります。

  • 植物発酵エキスを中心とした構成なのか
  • 果汁、生姜、柿酢などを組み合わせ、完成品をどのように仕上げているのか

共通する植物発酵エキスが優れていることと、各ブランドの商品に独自の違いがあることは、別の話です。

比較すべきなのは、共通する土台を各ブランドが完成品としてどう仕上げたかです。

「ヨモギが主役」の意味

今回紹介する商品は、ヨモギだけで作られた飲料ではありません。

基本となる植物発酵エキスには、ヨモギをはじめとする野草57種類、果物11種類、野菜10種類、海藻2種類など、合計80種類前後の植物原料が使われています。

原材料表示のおおまかな順序
糖類 → 野草類 → 果物類 → 野菜類 → 海藻類

野草類の中では、ヨモギが先頭に記載されています。

加工食品の原材料は、原則として使用重量の多い順に表示されます。ただし、複合原材料の内部表示や各原料の配合量までは、表示だけで正確に判断できない場合があります。

そのため本記事では、「糖類を除く植物原料の中で、ヨモギが主要な位置にある」という意味で、「ヨモギが主役」と表現しています。

植物発酵エキスに特徴を加えたタイプ

ヨモギを先頭とする80種類前後の植物原料から作られた植物発酵エキスに、別の素材を組み合わせた商品です。

植物発酵エキスを土台としながら、追加された素材によって商品の特徴を作っています。

1.BIO酵素

ヨモギを先頭とする80種類の植物原料から作られた植物発酵エキスに、発酵黒マカエキスを組み合わせた商品です。

原材料表示では、「植物発酵エキス、発酵黒マカエキス」という構成になっています。

植物発酵エキスを大きく変更するというより、特徴のある素材を加えることで、商品の個性を作っています。

「81種類」と表現される場合もありますが、80種類の植物原料から作られた植物発酵エキスに、別の発酵素材を組み合わせた商品と考えると分かりやすいでしょう。

販売サイトでは:毎日の美容や健康を意識し、ヨモギを中心とする植物発酵飲料を習慣として取り入れたい方に向けて紹介されています。
  • 80種類の植物原料から作られた植物発酵エキス
  • 野草類の先頭はヨモギ
  • 発酵黒マカエキスを配合
  • 植物発酵エキスに特徴を加えたタイプ

配合を検証して味を仕上げたタイプ

植物発酵エキスに多くの素材を重ねるのではなく、一つの素材をどの割合で組み合わせるかを試作によって決めた商品です。

2.柿酢×酵素

丸景の「柿酢×酵素」は、ヨモギを先頭とする80種類の植物原料から作られた植物発酵エキス87%に、国産柿から造った柿酢13%を配合した植物発酵飲料です。

商品名に「柿酢」と入っていますが、柿酢を主体とした飲料ではありません。完成品の大部分は植物発酵エキスです。

柿酢を加えることで、植物発酵エキスの甘味とコクに酸味が加わり、味の輪郭と後味がはっきりします。

配合割合は、最初から13%と決めていたわけではありません。

丸景では、柿酢を5%から15%まで1%刻みで試作し、植物発酵エキスの甘さを残しながら、酸味とのバランスが最もよいと感じた13%を採用しました。

黄金比だから13%にしたのではなく、試飲を重ねた結果が13%だったため、丸景ではこの配合を「黄金比13%」と呼んでいます。

また、「柿酢×酵素」に使われる植物発酵エキスでは、糖類を除く原材料の中でヨモギが最も多く使われています。

この植物発酵エキスは、もぐさづくりで残るヨモギの葉を捨てずに生かすという発想から始まりました。

丸景では:健康のために我慢して飲むものではなく、植物発酵エキスの甘味と柿酢の酸味を楽しみながら、毎日の生活に取り入れられる発酵飲料として紹介しています。
  • 植物発酵エキス87%
  • 国産柿から造った柿酢13%
  • 糖類を除く植物原料ではヨモギが最も多い
  • 柿酢の配合を5%から15%まで試作
  • 甘味と酸味のバランスを完成品として設計

多くの素材を重ねて味を仕上げたタイプ

植物発酵エキスに、生姜、果汁、発酵素材などを重ね、完成品として味や性格を明確に変えている商品です。

3.コンブティクス酵素 ジンジャー

原材料表示の最初には、ヨモギを先頭とする80種類の植物原料から作られた植物発酵エキスが記載されています。

その後に、さらに多くの植物素材が続きます。

追加原料には、植物、果物、野菜、きのこ類のほか、てんさい糖、生姜汁、金時ショウガ、複数の濃縮果汁、発酵紅茶エキス末、デキストリンなどが並びます。

商品名には「ジンジャー」とありますが、植物発酵エキスへ生姜だけを加えた商品ではありません。

複数の植物、果汁、生姜、発酵紅茶エキスなどを重ね、完成品として味を大きく再設計した複合ブレンド型です。

販売サイトでは:「消化不良や胃の不調がある方」「免疫力を向上させたい方」などに向けた商品として紹介されています。
  • 原材料表示の最初に植物発酵エキスを記載
  • 生姜汁と金時ショウガを使用
  • 複数の濃縮果汁を配合
  • 発酵紅茶エキス末も使用
  • 多くの素材を重ねた複合ブレンド型

植物発酵エキスを中心としたタイプ

ここからは、ヨモギを先頭とする80種類前後の植物原料から作られた植物発酵エキスを、完成品の中心としている商品を紹介します。

果汁、酢、生姜などの大きな追加配合が原材料表示上確認できないため、植物発酵エキスの構成を生かした商品と考えられます。

4.野草酵素 雪国 発酵濃縮原液

ヨモギを先頭とする野草類、果物類、野菜類、海藻類から作られた植物発酵エキスを中心とする商品です。

原材料表示は、「植物発酵エキス(糖類、野草類、果物類、野菜類、海藻類)」という構造になっています。

植物発酵エキスとは別に、果汁、酢、生姜などを加えた表示は確認できません。

原材料表示上は、80種類前後の植物原料から作られた植物発酵エキスを中心とし、完成品への大きな追加配合が確認できない商品です。

販売サイトでは:ファスティングや、毎日のコンディションづくりに取り入れる発酵濃縮原液として紹介されています。
  • 野草類の先頭はヨモギ
  • 80種類前後の植物原料を使用
  • 植物発酵エキスを中心とした構成
  • 大きな追加配合は原材料表示上確認できない

5.キューサイ 熟成酵素 自然の匠

糖蜜、黒砂糖、オリゴ糖に続き、ヨモギを先頭とする野草類、果物類、野菜類、海藻類が表示されています。

植物原料の内訳は、野草57種類、果物11種類、野菜10種類、海藻2種類の合計80種類です。

今回紹介する商品と共通性の高い原材料構成を持ち、完成品への大きな追加配合が確認できない商品です。

糖蜜、黒砂糖、オリゴ糖は、原材料表示上、植物発酵エキスを構成する糖類として記載されています。完成品の甘さを後から調整するだけでなく、発酵の工程にも関わる糖類と考えられます。

販売サイトでは:特定の短期間だけ利用するものというより、毎日の健康習慣として続ける植物発酵飲料として紹介されています。
  • 野草類の先頭はヨモギ
  • 植物原料は合計80種類
  • 糖蜜、黒砂糖、オリゴ糖を使用
  • 大きな追加配合は原材料表示上確認できない

6.御岳野草フルーツ酵素

ヨモギを先頭とする野草57種類、果物11種類、野菜10種類、海藻2種類を使用しています。

商品名には「フルーツ酵素」とありますが、原材料表示を見る限り、完成品へ特定の果汁を追加した商品ではありません。

ヨモギを先頭とする80種類の植物原料が表示されており、今回紹介する植物発酵エキス中心の商品と共通性の高い構成です。

販売元について:医薬品販売許可(第21080012号)を持つ事業者です。
  • 野草類の先頭はヨモギ
  • 植物原料は合計80種類
  • 果物11種類を含む
  • 大きな追加配合は原材料表示上確認できない

7.蓬緑

商品名からも分かるように、ヨモギを前面に出した植物発酵飲料です。

ただし、楽天市場・Amazonの商品ページに掲載された原材料表示では、括弧の対応が不明瞭で、植物発酵エキスがどの範囲までを指すのか正確に判別できません。

そのため、本記事では詳細な原材料構成についての記述は控えます。

本記事では、ヨモギを中心とする植物発酵飲料を比較するため、「蓬緑 腸活ケア」ではなく、通常の蓬緑を掲載しています。

販売サイトなどでは:ファスティング、美容、体重管理、毎日の健康習慣といった使いどころで紹介されています。

7商品をタイプ別に比較

掲載順商品名タイプ原材料表示から分かる構成完成品の特徴
1BIO酵素特徴追加型80種類の植物原料から作られた植物発酵エキス発酵黒マカエキスを配合
2柿酢×酵素配合検証型植物発酵エキス87%柿酢13%を配合
3コンブティクス酵素 ジンジャー複合ブレンド型原材料表示の最初に植物発酵エキス生姜、果汁、発酵紅茶などを配合
4野草酵素 雪国 発酵濃縮原液植物発酵エキス中心80種類前後の植物原料大きな追加配合は確認できない
5キューサイ 熟成酵素 自然の匠植物発酵エキス中心80種類の植物原料大きな追加配合は確認できない
6御岳野草フルーツ酵素植物発酵エキス中心80種類の植物原料果物11種類を含む
7蓬緑詳細比較を保留ヨモギを前面に出した植物発酵飲料原材料表示の詳細を判別できないため保留

「80種類」だけでは商品の違いは分からない

今回紹介した商品には、同じ名称や同じ並びの原材料が多く使われています。

商品ページでは、80種類の植物原料、ヨモギを中心とする野草、熱水抽出、長期間の発酵・熟成、陶製の甕、599種類の検出成分など、似た説明が見られます。

しかし、これらの情報だけでは、完成品の違いまでは分かりません。

植物発酵エキスを中心とした商品もあれば、発酵素材を加えたもの、生姜や複数の果汁を重ねたもの、柿酢を一定割合で配合したものもあります。

酵素ドリンクを比較するときは、「植物原料が何種類あるか」だけでなく、共通性の高い植物発酵エキスを、完成品としてどのように仕上げているかを見ることが大切です。

ヨモギ酵素ドリンクの選び方

追加された素材で選びたい

植物発酵エキスに、特徴のある素材を組み合わせた商品もあります。

販売元はそれぞれ独自の基準で、よいと思う素材を組み合わせて商品を提供しています。生姜、発酵黒マカ、果汁、柿酢など、加えられる素材はさまざまです。

酢酸を含む柿酢、ポリフェノールを含む果実、亜鉛を含む素材など、栄養面の観点から追加素材が選ばれている場合もあります。何を目的に追加素材を組み合わせているかも、商品を見る一つの視点になります。

味の違いで選びたい

生姜、果汁、柿酢などが加わることで、甘味、酸味、濃さ、後味も変わります。

基本となる原材料に共通点が多い商品群だからこそ、完成品としてどう仕上げているかが、味を比べるときの分かりやすい基準になります。

植物発酵エキスを中心とした商品を選びたい

植物発酵エキスを中心に選びたい場合は、完成品への追加配合が少ない商品が分かりやすいでしょう。

原材料表示に共通性が高い商品では、味にも共通する部分があると考えられます。

使いどころにも、共通点と違いがある

各商品ページでは、腸活、美容、ファスティング、健康維持、冷え、日々のコンディションづくりなど、それぞれ異なる使いどころが紹介されています。

本記事に記載した使いどころは、丸景が各商品の効果を判断したものではなく、販売サイトなどで各社自身が紹介している内容を整理したものです。

今回紹介した商品は、原材料の種類や並び、熱水抽出、発酵・熟成など、ベースとなる植物発酵エキスに多くの共通点があります。そのため、各社が紹介している使いどころにも、健康や美容を日々の生活の中で支えるという共通した傾向が見られます。

一方で、どの使いどころを前面に出すかは販売元によって異なります。生姜、発酵黒マカ、果汁、柿酢など、完成品に加えられた素材や味の仕上げによっても、商品の位置づけは変わります。

販売サイトで紹介されている使いどころを参考にしながら、追加された素材と実際の味を比べ、自分の目的と好みに合う商品を選ぶのがよいでしょう。

まとめ|飲み比べて、好みに合うものを

今回紹介した7商品は、いずれもヨモギを主要な植物原料として使った酵素ドリンクです。

原材料や製法には多くの共通点がありますが、完成品の甘味、酸味、濃さ、後味は同じではありません。

どの商品が最もよいかは、原料数や宣伝文句だけでは決められません。可能であれば複数の商品を飲み比べて、自分がおいしいと思い、無理なく続けられるものを選ぶのがよいでしょう。

なかでも、ヨモギを中心とする植物発酵エキスに柿酢を組み合わせた「柿酢×酵素」は、甘味の中に酸味が加わることで味の輪郭がはっきりしており、飲み比べたときの違いを感じやすい一本です。

ヨモギを主役とする酵素ドリンクを選ぶなら、まず一度、柿酢を組み合わせた味も試してみてください。

原材料や製法を確認したあとは、実際に飲んで好みに合うものを続ける。

それが、ヨモギを主役とした酵素ドリンクの最も分かりやすい選び方です。

よくある質問

Q. 同じOEM元の商品なら、特徴も同じですか?

ベースとなる植物発酵エキスや製法に共通点があるため、商品説明にも似た傾向が見られます。ただし、各販売会社は、追加素材、配合、味、使いどころなどで独自の特徴を打ち出しています。OEM元が同じでも、完成品まで同じとは限りません。

執筆・参考情報

執筆・編集:北川誠二

運営:株式会社丸景

各商品の記述は、公開されている原材料表示および商品説明をもとに整理しています。原材料表示や商品情報は変更される場合があります。

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