人数から四分位の位置を確定させることが出発点である。会話文の条件を順に当てはめれば、A・B・Cさんの順位は一意に決まる。
令和7年度 共通選抜 本検査|神奈川県公立高校入試 数学
問3(イ) 箱ひげ図と人数の読み取り
箱ひげ図の基本ルール
まず確認する
▶数値が示されているときは数値を使う。示されていないときは箱ひげ図から読む。
▶第一〜第三四分位数は、その範囲の要素数が奇数なら境界線上の値、偶数なら両隣の値の平均。
▶人数が偶数のとき、中央値は n/2 番目と n/2+1 番目の平均。四分位数は各半分の中央値。
解き方
奥義|人数から四分位の位置を先に確定する
▶3年生100人:第一四分位=75・76位平均、中央値=50・51位平均、第三四分位=25・26位平均
▶2年生110人:第一四分位=83位、中央値=55・56位平均、第三四分位=28位
▶1年生120人:第一四分位=90・91位平均、中央値=60・61位平均、第三四分位=30・31位平均
絞り込みの手順
1
Bさん(2年生28位) 2年生の第三四分位=28位そのもの。箱ひげ図から約95回と読める。
2
Bさんの隣接情報 「1回多く跳び23位だった生徒が5人」→96回が5人(22位〜23位)、97回以上が22人(22位以上)。
3
Cさん(1年生5位) 「48人の生徒が私より多く跳んでいた」→3年生25人+2年生27人=52人が第三四分位超えのはず。しかし48人なので差の4人は同学年の1〜4位。
4
Cさんの回数を絞る 2年生で95回より多い人は27人(28位より上)。うち96回が5人、97回以上が22人。CさんがBさんより多いことは確定。
Cさんが97回以上の22人に入るなら3年生でCさんより多い人は48−27=21人以下のはずだが、3年生の第三四分位は25・26位平均なので25人が95回超。21人<25人なのでCさんは97回以上の22人には入れない。
よってCさんは96回。
Cさんが97回以上の22人に入るなら3年生でCさんより多い人は48−27=21人以下のはずだが、3年生の第三四分位は25・26位平均なので25人が95回超。21人<25人なのでCさんは97回以上の22人には入れない。
よってCさんは96回。
B(95回) < C(96回) と確定
5
Aさん(3年生21位) 「同じ回数の人は校内に誰もいなかった」→最大値ではない。第三四分位=25・26位平均≒99回なので21位は100回以上。
A(100回以上) > C(96回) > B(95回) 確定
答え 5. CさんAさんBさん → 多い順に A・C・B
※選択肢5.「CさんAさんBさん」は「跳んだ回数が多い順」ではなく「並べた順」の表記です。骨子の解析結果 A>C>B を選択肢と照合してください。
