最終更新日:2026-10-04

「古文は得点源」のはずが、なぜ点にならないのか。
神奈川の古文を、北川塾は得点源にします

最初から得点源なのではない。
読み方を身につけることで、得点源に変えられる。

神奈川の古文は、「みんなが取れる問題」ではありません。

だからこそ、読み方を知っているかどうかで差がつきます。北川塾では、古文を「なんとなく読む」から「本文の根拠を確かめて解く」に変えます。

「古文は得点源」と言われます。でも、実際の正答率は?

神奈川県公立高校入試の国語には、毎年、古文の大問があります。「古文は暗記が少なく、得点源にしやすい」と言われることがあります。では、実際の受験生はどれくらい正解しているのでしょうか。

年度古文(大問四)文学的な文章(大問二)
令和6年度45.8%77.1%
令和7年度66.0%87.0%
令和8年度58.3%73.0%

※神奈川県が公表している各設問の正答率を、大問ごとに単純平均したものです。配点は考慮していません。

古文は3年とも、文学的な文章を下回っています。令和6年度は4割台、令和8年度の最終問題(エ)も49.9%でした。

つまり、古文は「何もしなくても取れる得点源」ではありません。むしろ、読み方を知っているかどうかで差がつく大問です。

なぜ点にならないのか。北川塾はこう見ています

選択肢別の選択率は公表されていないため、以下は過去問の作りから見た北川塾の推測です。

訳語に縛られる令和8年度の「人々あやしと思ひ」は、「不思議だ」としても「不審だ」としても一応意味が通ります。訳語だけでは正解は決まりません。本文の事実と照らす必要があります。
頭の中のイメージを本文に持ち込む「武士は義理堅い」「鎌倉時代なら御恩と奉公」といった知識は、背景理解には役立ちます。しかし、それを本文に書かれていないことまで補う材料にすると誤読につながります。
映像を勝手に補う令和8年度には、鬼が殿を打つ場面と、童子が鬼を打つ場面で「打つ」が繰り返されます。文章を頭の中で映像化したとき、別の場面の道具や動作を混ぜると、本文にない内容を含む選択肢を選びやすくなります。

共通しているのは、本文に書いていないことを、読み手が持ち込んでいる点です。

だから北川塾では、古文をたくさん訳すことより、「その答えは本文のどこから言えるのか」を確かめる練習を重視します。

北川塾の古文は、「古文って、日本語なんだよ」から始まります

古文単語を大量に覚えることも、文法用語に身構えることも、授業の中心にはしません。もちろん、古文単語や文法を知らなくてよいという意味ではありません。知識は必要です。ただし、文脈を理解せずに、古文単語と現代語訳を一対一で丸暗記しても、実際の文章を読むうえではほとんど意味をなしません。

身につけるのは、次の4つです。

選択肢を、論点ごとに分ける。
「誰が・何を・なぜ・どうした」の違いを先に整理します。

本文の一句に戻って、確かめる。
全文を訳し直すのではなく、選択肢の差がある場所だけ確認します。

思い込みやイメージを持ち込まない。
背景知識は補助線。本文に書かれていることを優先します。

単語の意味に縛られない。
代表的な訳語を答えだと思わず、その場面での意味を前後から判断します。

知らない単語があっても、周囲から読めることがあります。

令和8年度の「つゆ目も見かくる人もなき」。「見かくる」の意味を知らなくても、「人もなき」の「も」が現代語と同じ「〜さえ」に近い働きをしていると分かれば、「人さえいなかった」と読めます。

すると、「周囲の視線を気にせず」とする選択肢は、本文に視線そのものがない以上、慎重に疑うことができます。

敬語も、現代語と同じように使えます

「先生が『もう帰りましょう』とおっしゃった」と聞けば、私たちは主語をいちいち確認しません。「おっしゃった」という敬語から、発言者が先生だと自然に分かります。

古文でも同じです。「と申しければ」と「と仰せらるる」では、敬語の向きが違います。古文を外国語のように切り離すのではなく、今の日本語につながる仕組みとして読むことで、主語や人物関係が見えやすくなります。

体験授業は、令和5年度の過去問を使います

体験授業では、令和5年度の神奈川県公立高校入試・古文を使います。

この問題には天皇が登場し、敬語も多く、一見すると難しそうに見えます。しかし、実際に設問を解くうえでは、敬語をすべて文法的に説明できる必要はありません。平均正答率も8割に近く、体験として適しています。

  1. 範読:まず講師が読み、どこで区切るか、どのようなリズムで読むかを確認します。
  2. 素読:生徒自身で読み、分かる言葉や人物、出来事を拾います。
  3. 選択肢分解:選択肢を「誰が・何を・なぜ・どうした」などの論点に分けます。
  4. 本文との比較:選択肢で違っている部分だけ、本文に戻って確認します。
  5. 音読:内容を理解したあと、意味のまとまりを意識してもう一度読みます。

令和5年度の文章は、最後の「あへて勅勘なかりけり。」まで読むと、話全体の意味がきれいにつながります。

最初は難しそうに見えた古文が、手順を踏むと日本語として読める。体験授業では、その感覚を実際に体験してもらいます。

過去問6回分を、12回の授業で扱います

北川塾の古文では、令和6〜8年度の本検査・追検査、計6回分の過去問を、12回の授業で扱います。1回解いて答え合わせをして終わるのではなく、各年度を2回に分けて、同じ手順を繰り返します。

目標は、6回分の答えを覚えることではありません。年度が変わっても使える「古文の読み方・解き方」を身につけることです。

1 範読
まず講師が読みます。どこで区切るのか、会話がどこから始まるのか、文末がどうつながるのかを耳で確認します。いきなり初見の古文を一人で読ませるのではなく、まず「日本語としてどう読めばよいか」の見本を示します。

2 素読
細かな文法説明や現代語訳を入れる前に、生徒自身が声に出して読みます。現代語と同じように分かる語や表現を拾いながら、「古文も日本語である」ことを実感する段階です。

3 選択肢分解
いきなり正誤を決めず、「誰が・何を・なぜ・どうした」「誰がどう思った」など、選択肢同士の違いを論点ごとに整理します。ここで、本文のどこを確認すれば答えが決まるのかを先に見つけます。

4 本文との比較
整理した論点に従って本文へ戻り、必要な一句を確認します。全文を現代語訳するのではなく、主語・行動・理由・心情など、選択肢の差を判定するために必要な箇所を正確に読みます。

5 音読
内容を理解したあと、もう一度声に出して読みます。最初の素読では「音にしているだけ」だった箇所も、人物関係や意味のまとまりを意識して読めるようにします。実際の入試で、初見の古文をより速く正確に黙読するための訓練でもあります。

1年度につき、1回目は「範読 → 素読 → 選択肢分解」、2回目は「本文との比較 → 音読」を基本に進めます。この流れを6回分繰り返し、「なんとなく読む」から「どこを確認すれば答えが決まるか分かる」状態へ変えていきます。

年度が変わっても、通用する手順を

令和8年度の本検査と追検査では、誤答の作り方が違いました。それでも、「選択肢を論点に分ける → 違いのある箇所だけ本文に戻る → 本文にないものを入れない」という手順は、どちらにも通用します。

暗記した訳語や、その年だけの問題パターンに頼るのではなく、年度が変わっても使える読み方を身につけることが北川塾の古文指導です。

「古文は得点源」を、本当に得点源にする

神奈川県の古文は、最初から誰にとっても得点源なのではありません。実際の正答率を見ると、むしろ差がつく大問です。

だからこそ、読み方を身につければ、そこを自分の得点源に変えられます。

北川塾は、過去問6回分を12回で反復し、古文を「なんとなく読む」から「根拠を確かめて解く」に変えます。

神奈川県公立高校入試の古文を、点の取れる大問に

北川塾は、神奈川県公立高校入試の国語・数学を得意分野とする少人数制学習塾です。体験・ご相談はお気軽にお問い合わせください。

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