令和7年度 共通選抜 追検査|神奈川県公立高校入試 数学

問3(エ) 比を15にそろえる線分図

まず、2:1とは、全体を3個に分けたうちの2個と1個である。3:2とは、全体を5個に分けたうちの3個と2個である。

この二つの分け方を同じ線分上で統一して考えるには、3と5の最小公倍数である15を使う。こうすると、変更前の2:1も、変更後の3:2も同じ15等分の線分で表せる。

この考え方は、条件反射でできなければならない。

線分図

条件反射|異なる比を同じ全体で比べる

2:1 は3等分、3:2は5等分 → 3と5の最小公倍数15でそろえる
2:1=10:5、3:2=9:6 → 扇子作りは1減り、人形作りは1増える
両側から1ずつ近づく → 差が34人縮まるのは、2区画で34人

解説

比をそろえる 変更前の 2:1 を15等分に直すと 10:5。変更後の 3:2 を15等分に直すと 9:6
変化を見る 扇子作りは10区画から9区画へ1区画減る。人形作りは5区画から6区画へ1区画増える
34人の意味 一方が17人減り、もう一方が17人増えると、二つの人数の差は34人縮まる。したがって、2区画=34人1区画=17人
全体を求める 全体は15区画なので、17 × 15 = 255人
選択肢で確認 34人を1区画分だと誤読すると、34 × 15 = 510人になる。しかし、選択肢に510人はない。選択肢まで見れば、「34人は2区画分」と気づけるので、むしろ誤答は減る。

この問題で必要な反射

同じ全体を異なる比で分けた二つの状態を比べるときは、比の和の最小公倍数でそろえる。

今回は「3等分」と「5等分」なので15等分にそろえる。方程式を立てる前に、10:5から9:6への変化が見えれば、計算はほぼ終わっている。

答え 255人 (6)

解説者

北川誠二

個別指導塾TOMAS現役講師・北川塾主宰・認定心理士

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