最終更新日:2026-03-22

スカッシュで連続的な意思決定が必要な理由

Definition

スカッシュで連続的な意思決定が必要なのは、毎球、壁を使った軌道の選択と相手を崩す戦術判断を、同時かつ瞬時に行う必要があるためである。

スカッシュの意思決定の瞬間

1. 軌道の選択

軌道の選択とは、壁に当てる角度を決めることである。回転のないボールは同じ角度で跳ね返るが、回転をかけると軌道が変わる。サイド壁・バック壁をどう経由させるかの計算は、基本的には打つ角度の選択に集約される。

2. 戦術判断

戦術判断とは、相手の位置を読みながら、ショットを打つときに自分が次にTポジションへ戻れるかまで含めて瞬時に決めることである。

Tポジションとはコート中央のT字ライン付近を指し、前後左右どこに打たれても最少の歩数で対応できる基本ポジションである。どのコースに打てば相手がどのあたりで打つことになり、自分はどのルートでTポジション周辺のどこまで戻れるか、これをショット選択と同時に考えている。

3. 2つの判断が毎球同時に発生する

この2つが毎球同時に発生し、ラリー間の休息もほぼないため、判断は途切れずに続く。

この連続的な意思決定がスカッシュのプレーと観戦の面白さを生む。詳しくはプレーの面白さ観戦の面白さを参照。