最終更新日:2026-08-16
解けるのに時間がかかる中学生へ
上位層では、「知らないから解けない」とは限りません。必要な知識は持っているのに、問題を見てから使う知識を選び、解法に入るまでに時間がかかることがあります。
持っている知識を、必要な瞬間に迷わず取り出せる形に整理する。北川塾では、問題から解法までの「考える距離」を短くします。
「分かる」と「すぐ分かる」は違います
一問ずつ時間をかければ解ける。解説を読めば理解できる。それでも試験では、最初の一手を決めるまでの数十秒が積み重なります。
理解 → 整理 → 自動化
知識を理解した後、考える順番を整理し、最後は問題を見た瞬間に必要な知識が立ち上がるところまで練習します。
教えすぎない。必要なところだけ整理する
上位層では、すべてを丁寧に教え直すことがかえって負担になる場合があります。どこで迷ったのか、どの知識への接続が遅かったのかを見て、そこだけを短く整理します。
例1|「交点」を見たら、何を意味しているか
y=ax+3 と y=2x+5 の交点が y=-3x+4 上にある。
解法だけを覚えていると、どの2本を連立するか探します。交点を「同じ座標が複数の式を同時に満たすこと」と理解していれば、未知数 a を含まない2本から座標を確定すればよいと早く判断できます。
例2|傾きは「横1に対して縦a」
傾きを単に (yの増加量)/(xの増加量) と計算するだけでなく、「横1に対して縦aの直角三角形をつくる数」として持っていると、相似・面積比の問題で式を大量に立てずに済みます。
たとえば傾きの絶対値が 3/4 なら、図の中に 3:4 の直角三角形が見える。そこから正方形の辺の比 4:7、面積比 16:49 まで直接つなげられる問題があります。
「最後まで解く練習」だけでなく、「最初の三手を決める練習」
練習量が不足している上位層では、解法を理解していても自動化されていません。そこで、10問を最後まで解く代わりに、問題を見て30秒以内に「最初に何を見るか」「何を使うか」「次に何をするか」を答える練習も有効です。
認知負荷を下げるとは、考えなくてよいことを減らすこと
解法を増やすことが目的ではありません。同じ知識を別々の公式として持たず、既に知っている形に寄せる。問題文を処理しやすい順番に言い換える。図形なら式を立てる前に比で終わらないかを見る。そうして、試験中に頭の中で同時に扱うものを減らします。
解ける問題を、確実に取れる問題へ
上位層では、数点の失点が大きく響きます。「できるはず」ではなく、時間内に、迷わず、ミスなく処理できる状態まで持っていくことが目標です。
北川塾|教室・料金・お問い合わせ
少人数指導 2,200円(50分)
学年などの状況により、1名での指導になることもあります。
個別指導 4,400円(50分)
少人数・個別とも、宿題でわからなかった項目には適宜解説を送ります。
他塾との併用、オンライン指導も可能です。
