末梢時計とは、肝臓や筋肉、脂肪、腸など各臓器に存在する体内時計です。主時計が光によって一日の区分(朝・夜、平日・休日のような枠)を決めるのに対し、末梢時計は食事や運動といった刺激に反応し、臓器ごとの働きの時間割を整えます。臓器ごとに反応しやすい刺激は異なり、その違いを知ることが生活設計の第一歩になります。
こうした考え方は、時間栄養学の基盤となっています。
| 臓器 | 主に反応するもの | 一言でいうと |
|---|---|---|
| 肝臓 | 食事の時刻 | 代謝の時間割を決める |
| 骨格筋 | 運動 | 動いた時間を覚える |
| 心筋 | 光・自律神経 | 一日のリズムで動く |
| 脂肪組織 | 食事の積み重ね | 今日1回より、ここ数週間 |
| 膵臓 | 血糖の上がり下がり | 血糖の調整係 |
| 腸 | 食事そのもの | 食べた瞬間に動く |
昼間に活動し、夜に休む生活を前提とするなら、基本はシンプルです。
朝に入れて、夜に休ませる。
そのために、夕食から翌朝の朝食までに、おおよそ12時間前後の休息時間が取れる形に寄せると、肝臓を中心に整いやすくなります。