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情報リテラシーについて

― 発信者の悪意と読者のリテラシー

スーパーとかで、太ったお母さんと肥満の小学生の親子って、マジでよく見るよね。

から始まる“もっともらしい話”を聞いたことがあるかもしれません。

スーパーとかで、太ったお母さんと肥満の小学生の親子って、マジでよく見るよね。

「これ、知ってる人ほとんどいないんだけど…
太りやすさって“母親のミトコンドリア”でほぼ決まるって話、ガチであるらしい。

ミトコンドリアって、食べたものを“燃やす”エンジンみたいな存在なんだけど、
実はこのエンジン、父親からは一切受け継がれない。
100%、母親のものがそのまま子どもに渡る。

つまり、
母親のミトコンドリアが“燃焼力強め”なら → 子どもも痩せ体質になりやすい。
逆に“燃焼力弱め”なら → 同じ食事でも太りやすい。

『なんで同じもの食べてるのに、あの子はやせてるんだろう?』
って思ったことある人、
それ、ミトコンドリアの母系遺伝で説明つくかもしれない。

“体質は母から受け継ぐ”って、昔の人が言ってたの、案外バカにできないのかも。」

……実は、これは私が100%捏造したエセ情報です。

■ 発信者の悪意や誘導の問題

情報発信者の中には、次のような目的であえて“それっぽい科学”を利用する人もいます。

ときには、
「Aはエセ科学です」と批判して信頼を得たあと、
「でもBは本当に効果があります」と別の根拠の薄い情報を提示する、という“二段構えの誘導”すらあります。これは読者の警戒心を下げ、誤情報を信じさせる非常に危険な手法です。

■ 読者側のリテラシー不足が生む問題

読者が以下のような状態だと、誤情報を信じやすくなります。

こうした心理が重なると、科学的根拠が弱い情報でも“真実っぽく”見えてしまいます。

■ 情報リテラシーとは「疑う力」ではなく「確かめる力」

情報リテラシーの本質は、反証の有無・情報の出どころ・根拠・専門家の合意を確認する力です。

具体的には、次の点をチェックしましょう。

こうした視点を持つことで、誤情報に振り回されにくくなります。

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